カープと投資とエアロビクスと読書と

趣味の投資とダイエットと読書について日々思うことを書きます。

中学受験について

僕が小学生の頃から考えたら、世の中はかなり学歴偏重になってきていると思う。テレビでもアイドル・タレントみな高学歴がもてはやされるし、東大生と言うだけでチヤホヤされるケースも多い。有名大学に進むための特急券のようなものが有名私立中学からエスカレーターで高校に上がり、大学受験へと進むケースだ。実際僕もそのコースを通ったし(大学受験では失敗したが)息子たちもどちらも同じ道に進んでいる。自分の失敗を息子たちにはしてほしくなかったため、必死で高校時代勉強して現役で合格してくれた。高校ぐらいになれば自分の意思で勉強することも可能だろうが、小学校となると別である。中学受験には親の理解とあらゆる応援が不可欠だ。塾か駅までの送迎やお弁当作り、土日は朝から晩まで塾漬けなので、夜もお弁当を持っていったり帰りが遅くなれば迎えに行ったり。弱点があれば個別で家庭教師まで雇うなど、何より資金力が物を言う。6年生ともなれば年間200万とも言われている。マンガの「2月の勝者」でも書かれているが、父親・母親・兄弟や祖父・祖母巻き込んでの総力戦だ。それでも志望校に進めない子も多いし、志望校に進めたとしてもドロップアウトしてしまう子もいる。韓国や中国でも同じような状況が見られるらしい。少子化が進んでいるというのにこのような状況はさらにエスカレートし、続いて行くだろう。